各地で猛暑日となった静岡県内。静岡市駿河区では最高気温が39.3度で、40度に迫る危険な暑さに!この気温、静岡市駿河区では、1995年8月に観測した38.7度を超えて、観測史上最高の暑さになりました。
(市民)
「もうこの蒸し暑さ耐えられないですね」「すぐ帰ります。もう長居すると汗でね、蒸し暑さで熱中症になっちゃうと困るから、もうどんどん帰ります」「これだけ暑いとね、早く雨が降ってほしい」
(市民)
「もう痛いね。チクチクするというか、なるべく日陰を歩いている」「ことしの夏はどうやって乗り切ろうと思うか、部屋から出ない」「きょうは仕方がない、用事があったから出てきた。もう出たくない」
静岡地方気象台によりますと、4日は静岡市駿河区で39.3度、三島市で36.9度、牧之原市で36.1度を観測し、各地で猛暑日に。静岡市駿河区は、全国で一番の暑さともなりました。そんな静岡市では、涼を求める人たちの姿も。
松坂屋静岡店の中にあるアクアリウム。来ていた人たちに話を聞くと…。
(市民)
「暑いので外ではなく中で過ごそうと思って」
(市民)
「いつも外とか散歩しているんですけど、きょうはちょっとさすがに暑いので涼みに、ここに来てみようと思いました」「すごい涼しいですし、お魚も結構いろいろ見られて、子どももまだ6か月なんですけど、意外に見てくれるので、とても楽しく過ごせています」
(スマートアクアリウム静岡 小坂 直也 課長)
「駅から地下通路を使って外を出ずに水族館来ていただけますので、特に暑い時期にはご利用していただきやすいと思う。あとは水がありますので、涼しい環境にもなっていますので、涼みに来られる方は多いと思う」
三島市では、36.9度を観測し、7月の観測史上最高に。市内を流れる源兵衛川には、憩いを求める人たちの姿が。学校帰りの高校生たちは、制服のまま川に入り遊んでいました。
(高校生)
Q.きょう暑さはどうですか?
「めっちゃ暑いんで、こういうとこで遊べて良かった」「めっちゃ冷たいんですけど慣れました」
Q.濡れた制服どうします?
「気合で乾かします」
こちらの高校生も…
(高校生)
「きょうすごい暑くて、友達と一緒に水遊び、川に入っちゃいました」「最初結構冷たかったけど、慣れると気持ちいいです」
高校生たちは足を川につけながら、冷たいスイーツを楽しんでいました。
(高校生)
「一番暑いです。汗かきました」
Q.なおさらおいしいですよね?
「はい」
一方、こちらは35.6℃で、2024年の最高気温となった浜松市中央区。こんな暑い日に食べたいものと言えば、ソフトクリーム。厳しい暑さを和らげようと、この店にも涼を求める人たちが…。
(客)
「おいしいです」
(客)
「暑さで手がどろどろになりそうだったので、カップにしました」
はちみつ専門店の「長坂養蜂場」がつくったこの店。プリンやラスクなどの「はちみつスイーツ」が店頭に並びますが、この時期の一番人気は、はちみつを垂らしたソフトクリームです。
(はちみつスイーツアトリエ 田上 彩香さん)
「暑いと言いながらお店に来られて涼しんで帰られるお客様が多い」「ソフトクリームを食べて暑さを吹き飛ばしていただければ」
このお店のファンだというこの男性。ソフトクリームを買ったものの、店から出た直後には溶け始めてしまいました。
(客)
「あっという間に溶けちゃいます」「食べると気持ちいいですね」
記録的な暑さ。まだまだ警戒が必要です。
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