3日発行された新紙幣。県内では4日から本格的な流通が始まりました。新たな紙幣の登場に世間の関心が集まる一方で、日常生活で直面する課題も…
（増田 大記記者）
「3日発行された新紙幣。県内の多くの金融機関ではきょう（4日）から取り扱いが始まります」
3日、20年ぶりに発行された「新紙幣」。
金融機関での取り扱いは4日から本格的に始まるということで、静岡市葵区の静岡銀行では両替機が使用できる1時間前から待つ人の姿も見られました。
（８０代男性）
「幸福。ハッピーデー」「新しい気持ちになる」
（親子）
Q.いくら両替しましたか？
「２万円」
Q.どんなところがすごい？
「キラキラ」
（父親）
「勉強で新しいものに触れてほしいという意味できょう（4日）は両替をしました」
静岡銀行では3日から県内の各支店で新紙幣を両替できるようにしています。
（静岡銀行 本店営業部 川合美優さん）
「１年以上前から準備を進めてきてすべての機器で対応を完了しています」
「両替できますか？と何人かわざわざ来店いただいて声をかけていただいたので関心が高いなと実感しました」
一方で、新紙幣の発行にともなう課題も…
静岡市によると、市が管理している駐輪場の精算機はまだ新紙幣に未対応で、今後 早ければ年内に完了できるよう順次対応していくということです。
財務省が５月に行った調査では、新紙幣の発行開始までに、大手コンビニ・スーパーのレジは８割から９割程度、コインパーキングなどの自動精算機や飲食店の券売機は５割程度が対応するということで、しばらくは未対応の施設も多いようです。
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