静岡県は、職員が通勤手当27万円余りを不正に受給していたとして、減給の懲戒処分にしたと発表しました。
県によりますと、知事戦略局広聴広報課に所属する会計年度任用職員の50歳の女性は、2020年4月から2024年4月までの間、通勤届でバスを利用すると届け出ていながら、実際は自転車で通勤し、通勤手当27万3888円を不正に受給したということです。
女性職員が不正受給をしているのではないかと、県の担当課に通報があり、発覚したということです。女性職員は事実を認めていて、県は減給2か月の懲戒処分としました。女性職員は不正受給した分の金を返還する意思を示していて、県は今後、請求する方針です。
県は「県政に対する信頼を損なう行為で誠に遺憾、再発防止に努めます」とコメントしています。