鈴木康友静岡県知事が就任して初の県議会が8日閉会しました。議会答弁では“安全運転”が続きましたが、各会派はどう受け止めたのでしょうか。
静岡県議会6月定例会は23の議案を全会一致で可決し、8日閉会しました。
5月の県知事選挙で立憲民主党と国民民主党の推薦をうけて初当選した鈴木知事。
初の県議会ではリニア問題や浜松の新野球場について論戦がかわされましたが、議会への配慮もにじませ“安全運転”ともいえる立ち回りとなりました。
閉会後、鈴木知事は…
(鈴木静岡県知事)
「無事に終わってよかったなと」
Q.9月議会はどのように臨む?
「同じように自然体で臨みたいと思います」
選挙戦で鈴木知事を支えた県議会会派「ふじのくに県民クラブ」は順調な滑り出しと評価しました。
(ふじのくに県民クラブ・田口会長)
「安全運転と言われればそうだったと思いますが、これから独自性が出てくると思いますし、議論する中で康友カラーが盛り込まれてくるのを期待します」
一方、川勝前知事とはたびたび対立していた県議会会派・自民改革会議は…
(自民改革会議・相坂代表)
「去年1年間の県議会はいろいろあった。通常の議会運営が今回はできた」
「関係構築が一番重要。さまざまに議会側も当局側もお互い情報共有をしていきながら、新しい当局と我々の関係を築きなおす」
相坂代表は鈴木県政との協調姿勢を示しました。
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