6月、富士山の静岡県側の火口で見つかった3人の遺体のうち2人の遺体の身元が判明しました。いずれも単独で、閉山期間中の富士登山に挑んでいました。
6月26日、富士山の静岡県側の火口付近で、登山者とみられる3人の遺体が発見され、これまでに1人の身元が判明していました。
警察は9日、残る2人の遺体の身元について明らかにし、1人は2023年12月に富士登山に向かった山梨・富士河口湖町の35歳のアルバイトの男性。もう一人は、2024年1月、1泊2日で富士登山に向かった東京・稲城市の会社役員で53歳の男性であることがわかりました。
いずれも親族から警察に行方不明届が出されていて、所持品や身体特徴などが一致したことから身元が判明したということです。