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静岡側山開きを迎えた富士山…今季から導入「事前登録システム」を実践しつつ高山基彦キャスターが登山に挑戦

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年7月10日 17時8分

(髙山 基彦 キャスター)

「午前7時半過ぎ、標高2400m富士宮口5合目です。山頂は雲に覆われていますが、きょうは絶好の登山日和となりました」

山開きとなった10日、多くの登山者の姿が見られますが、中でも外国の方が多いようです。

(ベトナムから)

「2回目です、楽しみです」「山頂から雪が見たい」

(カナダから)

Q.なぜ富士登山を?

「富士山が好きだからネパールの山とか上って今回は富士山」

静岡県は、2024年から「富士登山事前登録システム」を導入しました。申請は、パソコンやスマホから登山ルート、入山の日時、交通手段など登山情報を入力します。また、この時、動画を見て富士登山のルール・マナーについて学びます。登録が終わると2次元コードがメールで送られてきます。これを…。

(髙山 基彦 キャスター)

「お願いします」「読み込んでいただいて認証完了しました」

(スタッフ)

「認証完了した方にリストバンドをつけていただいて」

(髙山 基彦 キャスター)

「つけることできました」

(県 富士山世界遺産課 岡部 晋治 課長代理)

Q.どれくらい登録?

「2万4千人。きょうだと1000人くらい登録」「夜通しの弾丸登山や軽装登山、ゴミのポイ捨てなどマナー違反が課題として浮き彫りになった。県としてルールマナーを学んで登山してもらうため導入した」

一足先、1日に山開きとなった山梨県側では、ゲートが設置され、入山規制が行われています。また、1日当たりの登山者の上限を4千人と定めています。さらに通行料2千円の支払いも義務化されました。

(登山者・沼津市から)

「人数とかのチェックができるのでいいかなと思う」

(登山者・神奈川から)

「山梨とシステムが違うので混乱もあると思うがいい方向にいってくれれば」

規制が強化された山梨県側から静岡県側へと人が流れてきているといいます。

(宝永山荘 佐野 富子さん)

「ことしは泊まりが多くて大変ですよ」「1か月くらい前から来て外国人も結構多い」「もう殺到してます」

そして10日、午前9時…。

(富士土木事務所)

「ただいまより、富士山富士宮口の登山道の冬季閉鎖を解除します」

同じころ、富士山本宮浅間大社では「富士山お山開き」が行われました。また、県警の山岳遭難救助隊が駐在する臨時の派出所も10日から開所し、救助隊員らは、さっそくパトロールへ。

髙山キャスターは午前9時半に6合目を出発。

(髙山 基彦 キャスター)

「7合目を超えました。眼下には駿河湾をくっきりと見ることができます。2回目なんですが頂上目指して頑張ります。行ってきます」

(髙山 基彦 キャスター)

「8合目をすぎて風が強くなってきました。雲が多くなってきました。そして…」「到着しました9合目標高3460m。着きました。 疲れた。でも達成感があります」

6合目を出てから約4時間、9合目に到着しました。

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