静岡・駿東伊豆消防本部は、17歳の女性にホテルでみだらな行為をしたとして神奈川県警に逮捕され、略式起訴後罰金の略式命令を受けた消防副士長ら消防職員2人を停職などの懲戒処分としたと発表しました。
駿東伊豆消防本部の発表によりますと、8月2日付で停職6か月の懲戒処分を受けたのは、沼津南消防署戸田出張所の27歳の消防副士長で、2023年7月に神奈川県内のホテルで17歳の女性にみだらな行為をしたとして県条例違反で神奈川県警に逮捕され、その後略式起訴され罰金30万円の略式命令を受けていました。この副士長は、2日付で依願退職したということです。
また、駿東伊豆消防本部の47歳の消防指令は、2023年度の勤務時間中に、職場や消防車内でスマートフォンのゲームやアプリを使い部下に負担をかけるなど職場環境を悪化させた職務専念義務違反と職務怠慢があったとして、2日付で減給6か月の懲戒処分を受けました。
この処分について、駿東伊豆消防本部の安立 和弘 消防長は、「消防行政に対する信頼を裏切ることとなり、住民の皆様に深くおわびを申し上げます。今後、このような不祥事が再発しないよう、全職員に対し、綱紀粛正・服務規律の確保について周知徹底するとともに、失った信頼を一日も早く回復できるよう、職員一同取り組んでまいります」などとコメントしています。