8日夜、気象庁が南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表したことを受け静岡県は「地震への備え」を呼びかけています。
8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し宮崎県で震度6弱などを観測しました。この地震を受け、気象庁は駿河湾を含む南海トラフ地震の想定震源域とその周辺で規模の大きな地震が発生する可能性が平常時と比べて、相対的に高まっているとして南海トラフ臨時情報・「巨大地震注意」を発表しました
これを受け、「巨大地震警戒」が発表された際には事前避難対象地域がある西伊豆町では同報無線やメールなどで「日ごろからの地震への備えを再確認」するよう呼びかけていました。
(西伊豆町防災課山本新吾 主幹)
「大きな地震が発生した場合津波が予想されるので海岸部には津波避難タワーを建てています」「訓練を年間通じてやっております。」
また、地震の影響で東海道新幹線などでも遅れが生じました。
(博多から来た人)
「途中、名古屋駅で地震があって止まった。停電があって止まって20分遅れが出たって言ってました。」
(広島から来た人)
「急に止まってびっくりしました」「揺れました。エアコンが急に切れてそのあと放送があった。」
(東京から来た人(実家静岡))
「ずっと起こるって言われているんで」
「1週間以内に来るかもしれないとなったら怖いですよね。まだちゃんと用意も実家ができてないと思うんで怖いなという気持ちはあります」
気象庁は「今後1週間程度、注意が必要」と呼び掛けています。また静岡県は「避難場所や経路の再確認」、「家族の居場所を常に把握し、集合場所を確認する」「避難時の持ち出し袋を玄関に準備」するなど“地震への備え”をするよう呼び掛けています。
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