静岡・鈴木知事と山梨・長崎知事が、9月3日、リニア新幹線南アルプストンネル工事の山梨工区で行われているボーリング調査の現地視察をすることがわかりました。
リニア新幹線のトンネル工事をめぐり、鈴木知事は、7月、初めて静岡工区の現地視察を行い、その際、山梨側で行っている県境付近のボーリング調査を視察する意向を示していました。そして、静岡県は19日、9月3日に山梨・長崎知事と一緒に視察を行い、現地でJR東海から説明を受けると発表しました。
山梨工区のボーリング調査は、地質や湧水の状況を確認するために行われていて、JR東海によりますと、8月3日時点で、県境から339メートルの地点まで進んでいるということです。鈴木知事は静岡県内のボーリング調査の実施について、県境に達するまでに、大井川利水関係協議会の意向を確認して判断すると話しています。
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