21日、静岡県の未来について、中学生と高校生が知事と意見交換するイベントが開催されました。様々な県政課題がある中、中高生が知事に訴えたこととは…。
このイベントは、8月21日の「県民の日」に合わせて県が実施したもので、県内の学校に通う中学生4人、高校生22人が出席し「未来へつなぐ静岡県政の今」をテーマに鈴木知事と意見交換しました。
(中学生)
「日本でリニアを開発しようとしていて、静岡県では大井川の水資源や生物多様性南アルプスへの影響などが懸念されていますが、それについてはどう考えていますか?」
(鈴木知事)
「これはもうすでに28の課題というのが抽出されていて、水資源、生物多様性、それから工事で出る土、残土をどうしていくかを3つの分野で課題を28に整理して、JR東海とひとつひとつの課題についてクリアしようと対話している」「この課題をひとつひとつクリアすることによってリニア工事と、そして生物多様性や自然を守ること、あるいは大井川の水資源を守るという両立を図っていくことができるというのが、大きな方針として静岡県が取り組んでいることであります」
このほかにも、浜松に建設が予定されている県営野球場についてや、東部地域でどのような政策を進めていくのかなど、様々な意見が交わされました。
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