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【自民総裁選】告示日迫る中で高市経済安保相が出馬表明…静岡1区選出・上川外相は8日に地元で「あと一歩」

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年9月9日 17時23分

有力候補が続々と出馬を表明し、3日後に告示される自民党総裁選

(石破 茂 元幹事長)

「政治の信頼を取り戻しルールを守る自民党を作る、それが私の仕事であります』

この週末、石破元幹事長が都内で街頭演説を行ったほか…。

( 小泉 進次郎 元環境相)

「具体的な指示を出し、何をやりたいかをいつまでにやりたいかを明確にしないと、この国は変わりません。自民党は変わりません」

小泉元環境相が”師弟関係”の菅前首相とともに街頭演説に臨むなど、立候補予定者がさまざまな動きを見せています。こうした中、9日 午後、新たに高市経済安保担当相が出馬会見を開きました。

(高市 早苗 経済安保相)

「日本全国47都道府県どこに住んでいても、安全に生活することが

できて、必要な医療福祉を受けることができて、質の高い教育を受けることができて働く場所がある。それが私が目指す日本の姿でございます」

日本テレビが自民党の党員、党友を対象に行った電話調査では、石破氏、小泉氏に次ぐ17%の支持を集める高市経済安保相。会見では

「日本列島を強く豊かに」をキーワードに、防衛力の強化を基盤にした”総合的な国力強化”を政策の柱に掲げました。

(高市 早苗 経済安保相)

「いま総合的な国力の強化が必要。外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力。そしてすべてに共通する人材力であります。6つの力をそれぞれに伸ばし互いに伸ばし合う相乗効果を狙っています」「みなさま、私は日本を、もう一度世界のてっぺんに押し上げたいと思っています」

正式に出馬表明をしたのは高市経済安保相で7人目。

同じく”女性初の首相”候補として注目される、静岡1区選出の上川陽子外相は…。出馬に向け、推薦人20人の確保に奔走するなか、8日、静岡市に入りました。

(津川 祥吾 アンカー)

「上川陽子外相ですが、自民党総裁選出馬の意欲を表明してから初めての地元静岡入りとなります。その総裁選への思いについて自らの口でどのように語るのか、私も直接聞いてきたいと思います」

8日、上川陽子外相が地元の静岡市に到着する前…。県議や静岡市議たちが寄せ書きを書くなどして準備をしていました。

午後1時半ごろ、上川外相が会場に到着。集まった県議や市議らと握手を交わしていきます。その会場には「静岡県から総理を!」というのぼり旗も…!

(津川 祥吾 アンカー)

「のぼりに『静岡県から総理を!』というのができていますけど、ちょっと皆さん熱気というか少し緊張感も感じる雰囲気がありますね」

この会は、上川外相を応援しようと、自民党静岡県連の県議らが立ち上げた有志の会が行った「激励会」で、県議や静岡市議ら約40人が集まりました。

(天野 一 県議)

「国のためにいつも頑張ってくださっている上川外相、私たち静岡県民、みんなで応援して総理総裁になってもらいたい。そのことを念じて、この会が立ち上がりました」

激励を受けた上川外相は…。

(静岡1区選出・上川 陽子 外相)

「皆さまにお集まりいただき激励の会ということで、会を催していただいたこと深く深く感謝申し上げます。気合いが入っております、ありがとうございます」

また、上川外相は、外遊大臣の経験を生かし、「国内外の声をかたちにしたい」と、抱負を語りました。

(上川 陽子 外相)

「この抱えてきた国内外の声、さまざまな声を、私は日本として、これから先の国際社会において、日本がどのような役割を果たしていくことができるのか、声をしっかりとかたちにしながら、日本の新しい将来、新しい風景をつくっていきたいと、こう思うのであります」

一方、気になる推薦人の確保に関しては…。

(上川 陽子 外相)

「あと一歩であります。あと一歩であります。少し外遊をしていたブランクが3日間」「成田に着いて、いろいろな電話をいただきながら、また電話をすぐにかけてという、今、そんな緊張感のあるところで、お一人お一人に最後のお願いをしているところであります」

会の最後には、「ガンバロー」三唱も。

終了後、報道陣の取材に応じた上川外相を津川アンカーが直撃!

(津川 祥吾 アンカー)

「すいません津川祥吾です。ご無沙しております。

(上川 陽子 外相)

「大変ご無沙汰です」

津川アンカーと上川外相は、2000年に衆議院選挙で初当選したいわゆる「当選同期」です。

(津川 祥吾 アンカー)

「少し気が早いかもしれませんが、実際に首相になられた後、日本をどのように変えていくか、その思いを、いまの段階で結構ですので、私たち静岡県民に教えていただければと思います」

(上川 陽子 外相)

「やはり何といっても全国一人一人の幸せ、そして一人一人の次なる可能性、そして小さなお子さんの将来に向かっての可能性、こういったことを切りひらいていく、それには誰一人取り残さないと、こういう思いで進んでいく必要があるのではないかと思っています」

上川外相の決意を津川アンカーは、どう見たのでしょうか!?

(津川 祥吾 アンカー)

「さすがにこれまでの経歴が非常に豊富であったので、これまでの経歴を多弁に語られた一方で、やはり総裁選については推薦人20人確保についてあと一歩と慎重な発言は変わりませんでした。総裁選が始まるまで時間がないですが、その中で20人の推薦人が確保できるか、大詰めを迎えているという印象でした」

静岡市での激励会を終えた上川外相は、その後三島市へ。三島市の豊岡市長の支援者たち約50人が集まった「女性のつどい」に出席しました。上川外相の静岡訪問に合わせ、急きょ、開催したということです。

(上川 陽子 外相)

「新しい景色をみんなでつくっていきたいと、こんな風に思っています。私の今回のシンボルカラーは『白』真っ白なキャンバスに皆さんの思いをどんどん寄せていただきたい」

また、参加者には「チーム陽子」の一人、長野3区選出の井出庸生衆院議員も。

(自民党 長野3区・井出 庸生 衆院議員)

「上川さんが日本のトップに立てば、俺が変えるとか、俺が変えることができるじゃなくて、自然に変わります」

(上川 陽子 外相)

「大変な応援をいただいていますので、必ずや12日、立候補していきたいと思っております」

女性初の首相へ、上川大臣はスタートラインに立つことができるのか?自民党総裁選の告示は3日後に迫っています。

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