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小山町の「野生キノコ」から基準値超えるセシウム検出(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年10月5日 13時4分

小山町で採取された流通品の「野生キノコ」から食品衛生法の基準値を超える放射性物質が検出されたことが分かりました。

2024年9月に厚生労働省がインターネット上に出品されていた野生のキノコ「ショウゲンジ」を買い上げて放射性物質を検査したところ、食品衛生法の基準値の2倍の放射性セシウムが検出され、小山町で採取されたものと分かりました。

富士市や裾野市など富士山周辺の地域に生息している野生キノコは、すでに原子力災害対策特別措置法に基づき、国から出荷制限の指示が出されていますが、厚労省は当該市町や事業者に対し、野生キノコの採取や摂取、出荷を控えるよう注意喚起を行うということです。

また、静岡県は富士山周辺では、野生のキノコの採取や販売を控えるとともに食用としての購入を控えてほしいと呼びかけています。

なお静岡県は、2011年度から野生キノコ以外に、御殿場市の茶、牛肉、鶏卵、麦、大豆、ソバ、ホウレンソウ、ダイコン、水かけ菜、山菜、裾野市のダイコン、山菜、ソバ、小山町の茶、山菜、富士市の山菜、茶、梨、玄米、キャベツ、富士宮市の山菜、茶、牛肉、原乳、ニジマス、原木シイタケ、乾シイタケについて、放射性物質の検査を行っていますが、すべて基準値を超えておらず、安全を確認していると説明しています。

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