10月11日、静岡県人事委員会は、県職員の月給とボーナスを引き上げるよう鈴木知事に勧告しました。上げ幅は32年ぶりの高水準となっています。
県人事委員会によりますと、行政職の平均年齢の4月分給与は38万1506円で、民間給与との比較に基づき、月給で2.61%、ボーナスで0.1か月分 引き上げるべきと勧告しました。勧告通りに改定した場合、手当を除いた給与とボーナスの引き上げによる影響額は、約92億5300万円と試算されています。
また、初任給については、大卒で2万3200円、高卒で2万3600円の引き上げで、これは平成以降、最高の引き上げ額だということです。
勧告を受け、鈴木知事は「国や他の都道府県の動向を注視し勧告を尊重する基本姿勢で臨む」とコメントしています。
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