診察中にわいせつな行為を繰り返していた小児科医の男の被告人質問が行われ、児童ポルノの製造について「わいせつ目的だった」と認めました。
被告となっている中東遠総合医療センターの小児科医の男は、女性患者に診察室でわいせつな行為を繰り返し、動画を撮影した強制わいせつの罪などに問われています。
被告は、初公判で起訴内容を認めましたが、女性患者を全裸にさせて触ったのは「側わん症の診察だった」と主張していました。
29日の被告人質問で、検察側は、風邪の診察のときも「女性患者の胸を長時間さわっていたこと」を明らかにしました。
また、カルテに診察内容が書かれていないことについて、被告は「あくまで記載漏れだった」と主張しました。
一方、女性患者の裸を携帯で撮影し、テロップやハートマークを入れて編集した動画については「わいせつ目的だった」と認めました。