29日夕方から県内では、道路を渡っていた高齢者に乗用車が衝突する事故が相次ぎ、1人が死亡、1人が重体となっています。
警察によりますと、事故があったのは磐田市平松の県道で、29日午後5時ごろ南に走っていた乗用車が、道路を渡っていた男性をひいたということです。ひかれたのは近くに住む 91歳の男性で、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。車の運転手にけがはありませんでした。現場は信号機や横断歩道のない場所でした。
また藤枝市兵太夫の県道でも、29日午後7時ごろ、道路を渡っていた藤枝市の80歳の男性が乗用車にはねられ、全身を強く打ち、意識不明の重体となっています。こちらも信号機や横断歩道のない場所で、いずれの事故も警察で、くわしい原因を調べています。