清水町の会社員の女性が通信事業者をかたるものたちから「料金未納で払わないと裁判沙汰になる」などと言われ、現金およそ230万円を奪われる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと、10月5日清水町の30代の会社員女性の携帯電話に、通信事業者をかたってURL付のメッセージが届き、連絡先に電話したところ「有料動画サイトに登録されているが、料金が未納なので払わないと裁判沙汰になる」などと言われました。
その後「日本個人データ保護協会」をかたるものから「あなたの携帯電話がウイルスに感染しており、勝手にほかの動画サイトにも登録されている。それらの代金を支払う義務がある」などと電話があり、女性は10月10日までに5回にわたり、現金あわせておよそ230万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたものです。
警察は「メールやメッセージでの支払い請求は詐欺を疑って」「身に覚えのない請求はすぐに対応せず、最寄りの警察に相談して」と呼び掛けています。