老朽化に伴い建て替えが決定しているJR用宗駅で、4日、駅舎本来の姿を写真に収めようと多くの人が集まりました。
88年前に建てられたJR用宗駅は、老朽化のため、建て替えが決まっています。
これを前に、地元有志で構成する「用宗を楽しくする会」は、用宗駅の本来の姿を多くの人に知ってほしいと、10月、長らく消灯していた駅舎屋上のステンドグラスに再び光を灯していました。
そして、5日から工事の準備のため駅舎に囲いが設けられることから、4日夜、駅舎がきれいに映えるよう、市の協力のもと、駅周辺の街灯の明かりが消されると、集まったおよそ40人が用宗駅の姿を写真に収めていました。
(写真撮影に訪れた人)
「街灯も消してもらってステンドグラスが映えて。取り壊しは寂しいが、最後に一目良いものが見られた」
駅舎の本格的な取り壊しは、来年2025年夏以降の予定です。
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