静岡・沼津市の60代の女性が、市役所や金融機関を名乗る男から「税金の還付金がある」などと言われ、約190万円を奪われる還付金詐欺事件がありました。
警察によりますと、11月7日、沼津市に住む60代の女性宅に、市役所や金融機関を名乗る男から「税金の還付金がある」「金融機関から連絡が入る」「手続きのため、ネット銀行はあるか」などと連絡があり、その後指示されるままに、携帯電話でのネット銀行口座の操作や、自宅近くの金融機関の店外ATMコーナーでの操作を行ったところ、あわせておよそ190万円が他人の口座に振り込まれ、だまし取られたということです。
警察は、電話による「還付金があります」などの連絡はまず詐欺を疑ってほしいなどと呼び掛けています。