静岡県浜松土木事務所の事務所に侵入し、個人情報が記録されたUSBメモリーなどを盗んだとして、同事務所に勤務する県職員の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区に住む、県浜松土木事務所主任で30歳の男です。警察によりますと、容疑者の男は、2024年7月下旬、自身が勤務する事務所に侵入し、USBメモリと認証キーの計2点を盗んだ疑いがもたれています。
容疑者の男は、閉庁時間に犯行に及んだとみられ、県によりますと、盗まれたUSBメモリーには同事務所職員の氏名や住所などの個人情報が記録されていて、被害にあった事務所からは、8月に被害届が提出されていました。いまのところ、個人情報の流出などは確認されていないということです。
県職員の逮捕を受け、県の鈴木学 経営管理部長は、「大変遺憾であり、深くおわび申し上げます」「職員に対して重ねて綱紀の厳正保持を徹底するとともに、逮捕された職員については、捜査の状況お踏まえ、厳正に対処してまいります」などとコメントしています。