あす16日、高校サッカー選手権県大会決勝。ことしのカードは、静岡学園 対 浜松開誠館。全国大会への出場がかかる決勝戦の見どころを紹介します!
まず、県選手権連覇がかかる静岡学園。今大会も、自慢のテクニックを生かした抜群の攻撃力を披露!ここまで3試合で17得点と圧倒的な強さで決勝まで勝ち上がってきました。前回大会、プロ入りした3選手などを擁し、優勝を飾った静学。今大会で連覇を狙いますが、静学の連覇は、2001年、2002年と連覇した22年前までさかのぼります。近年、絶対的な強さを見せる静学。果たして連覇なるのか。
対するは、2年ぶりの優勝を狙う浜松開誠館。ことしのチームも粘り強い守備は健在。東海大静岡翔洋、藤枝明誠と難敵を倒し、決勝までコマを進めてきました。2年前、全国大会に出場した開誠館ですが、初戦敗退と悔しい結果に。その時の借りを返すべく、狙うのは県選手権制覇、さらに全国初勝利です!
両雄の対決!勝利のカギを握るのは、得点力のある両チームの司令塔!
まず、静岡学園の注目は、2年生の篠塚怜音。準々決勝では…。
(実況)
「落として、篠塚!ダイレクトで狙っていった!」
芸術的なミドルシュートを突き刺し、チームの勝利に大きく貢献。ここまでの3戦すべてで先制点を挙げていて、勝負強さも持ち合わせています!さらに、今大会は4ゴール!2年生ながら静学攻撃陣の中心です。
( 篠塚怜音選手)
「選手権への憧れは持っている。全国選手権に行くという強い気持ちをもって決勝を戦いたい。個人としてゴールを目指したいが、チームの勝利に貢献するプレーがしたい。」
一方、開誠館の注目は、3年生の森下太陽。森下選手の魅力が…。
(実況)
「13番の森下。前を向いて右足シュート!」
この強烈なミドルシュート!高校生離れしたシュート力を持つ森下選手。続く、藤枝明誠との準決勝でも決勝ゴールを挙げるなど、今大会3ゴール!攻守で重要な役割を担う開誠館のキーマンです。
(森下太陽選手)
「自主練で常にシュートの練習をしている。右足だけでなく左足も練習している。静学は一番倒したい相手。絶対倒して全国へ行く。」
あす16日、エコパスタジアムで行われる決勝戦。静岡学園の連覇か、それとも浜松開誠館の2年ぶりの優勝か。注目の決勝戦は、あす16日午後1時キックオフです!
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