下田市の有志の団体が、インバウンドなどの観光需要を喚起して地域の活性化につなげようと、東京から高速船で誘客するトライアル就航を行いました。
この実証実験は、旅行形態が多様化する中で交通手段の選択肢を増やそうと試みられたもので、東京の竹芝桟橋を午前8時50分に出発した東海汽船の高速ジェット船は、18日午前11時すぎに下田港へ到着しました。これは、東京駅発の特急列車とほぼ変わらない所要時間です。この日は、東京から151人の乗客が下田を訪れました。
(乗客)
Q.電車と比べてどうでしたか?「めちゃくちゃ早かったです。絶対楽ですもん、こっちの方が。」
今回は2日間限定で2往復の運航となりましたが、観光関係者は、今後イベントなどと併せた季節運航などの需要も喚起したい、と話していました。
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