静岡・富士市の50代の女性が、マッチングアプリで知り合った相手に約8700万円相当の暗号資産などをだまし取られる被害があり、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、SNS型ロマンス詐欺の被害に遭ったのは、富士市に住む会社員の50代女性です。女性は、8月下旬にマッチングアプリで知り合った相手と連絡を取り合う中で、「投資って思っているほど複雑じゃない」「丁寧に教えるから」などと投資の勧誘を受け、10月中旬までの間に現金約5万円を指定口座に送金させられたほか、10回以上に分けて、偽の暗号資産登録サイトに約8700万円相当の暗号資産を送金させられ、だまし取られたということです。
女性は徐々に送金する額が増えたことや、利益が出ている表示が出たため、出金しようとしたらできなかったことを不審に思い、被害に気付いたということです。警察は詐欺事件として捜査をするとともに、「SNS上で知らない相手や交際をほのめかす相手から投資の話が出たら詐欺」と呼びかけています。
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