少年がいわゆる「闇バイト」に加担してしまうことを防ごうと、20日、静岡市内の通信制高校で、県警が監修した教材を使用した授業が開かれました。
静岡市のつくば開成高校静岡校で開かれたこの授業は、若者がSNSなどを通じて闇バイトに巻き込まれるケースが相次いでいることから、犯罪を防止することを目的に行われたものです。
授業では、県警監修のもと静岡大学・教育学部の塩田真吾准教授が作成した「闇バイトから身を守る」ための教材が使用されました。授業には16人の生徒が参加し、チェックシートを活用して「どのような時に“闇バイト”に手を染めてしまうか」を想定し、いつ、だれに相談するのが適切か、などを学びました。
授業で使用された教材は、静岡大学のホームぺージに無料で公開されていて、県警の担当者は「高校生を中心に広く活用してほしい」と呼びかけています。
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