12月1日(12月第1日曜日)は、静岡県が定めた「地域防災の日」です。山間に位置する下田市下大沢地区では、災害時の孤立に備えた訓練が行われました。
午前9時に地震が発生したとの想定で、住民が避難を始めました。会場にはおよそ50人が集まり、地元の自主防災会が、住民の安否確認や、放水訓練、炊き出し訓練などを行いました。
そして、輸送路が断たれた場合に、救援物資や住民の搬送を行うため、8年前に地元住民が整備したヘリポートに、自衛隊のヘリコプターが安全に着陸できるよう誘導する訓練が行われました。
(下大沢区長 土橋芳雄さん)
「これを機会に、みんなが防災のヘリがここに来るということを認識してくれればいいと思う」
下田市では、災害時に孤立が予想されるため、ヘリコプターを絡めた訓練を続けていく方針です。
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