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【注目】物価高騰続く中…お得で魅力いっぱいの“工場直売” あの人気商品も驚きの価格に!?(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年12月4日 17時40分

先日の日曜日。静岡・沼津市内にある、とある工場。

(仲道 由洋 ディレクター)

「朝から行列ができています」

実はこれ、静岡の人気ご当地パン「のっぽパン」を作るバンデロールの工場直売市に並ぶ行列。当然、お客さんのお目当ては….。

(客)

「のっぽパンです。きょうは安かったです」

(客)

「これだけの種類を一度に買えるのもうれしいですし、きょうは楽しみに来ました」

月に2回開催されるバンデロールの工場直売市。普段はなかなかお目にかかれない限定品の「のっぽパン」をはじめ、洋菓子などのアウトレット品がお得な値段で買えるとあって、毎回、大勢の客でにぎわいます。皆さん、かごの中は商品でいっぱい。

(客)

「いっぱい買う気で来てるから財布のひもが緩いですよね」

(客)

「この食パン安いですよね。ふつうこういう焼きたての食パンって、今、800円とか1000円する…だからもう550円で買っちゃいました、ははは」

人気の理由はやはり「お得感」。

ここでしか買えない限定品や、品質は問題ないけれどちょっとだけ型が崩れている訳アリ品など、宝探しのようにお買い得品を見つける楽しみがあるのも工場直売の魅力です。そんな「お得感」、実は毎日体験できる場所があります。それがバンデロールの工場敷地内にある直売所。

(高山 基彦 キャスター)

「店内かなりコンパクトですが、商品が所狭しと並んでます」

直売市の人気を受けて、この直売所を2023年にオープンさせたそうで、「のっぽの揚げパン」や「のっぽパンのエクレア」、さまざまな総菜を挟んだ「サンドイッチのっぽ」など、直売市で販売している特別な「のっぽパン」もいつでも買うことができる、パン好きにはたまらないお店です。

(バンデロール外商部 林 幹人さん)

「ここがのっぽパンの聖地…というわけではないが、特別感のあるのっぽパンを狙って作っている。いつ来ても楽しんでもらえる。その辺はちょっと狙ってる」***********

さらに、店内にはアウトレットの洋菓子もずらり。たとえばこのチーズケーキ。正規品の約半額で販売しているそうです。

(高山 基彦 キャスター)

「チーズが濃厚、おいしいじゃないですか、これがアウトレット品?」

(バンデロール外商部 林 幹人さん)

「ぱっと見は普通に見えるけど、ちょっと焦げてしまったり、少し形が崩れてしまったり、そういうものを、正直、今まで捨てていたんですよ。でも、それってもったいないじゃないですか。それだったら、これを安く販売して、おいしく食べてもらえたら」

「見た目が悪い」「作り過ぎた」など、アウトレットの理由はさまざまですが、私たち消費者にとっては、お得な買い物ができそうです。バンデロール工場直売所は、火曜日を除いて毎日営業。工場直売市は次回、12月15日の予定です。

続いてはこちら、沼津市新宿町にある洋菓子店。

(高山 基彦 キャスター)

「ショーケースに色とりどりのおいしそうなスイーツが…焼きカスタードプリンが136円、そして牛乳寒天が172円。安いですよね、中でも、このクレープ…この量入って216円です」

買い物に訪れたお客さんは…。

(客)

「もともと50%オフとかで安かったりするので、それでけっこう利用する…」

買い物客が「安い」というこれらの商品…実は、ある秘密があるのです。

(高山 基彦 キャスター)

「なぜ安く提供できる?」

(ドルチェガレージ  天野 雅義 代表)

「うちは静鉄ストア全店に商品を供給していて、毎日大量に製造するなかで出てきてしまったアウトレットをこちらの店で提供している」

こちらのお店の本業は、洋菓子の製造卸売メーカー。1日に1000個ほどのスイーツを作るなかで、どうしても発生してしまう型崩れなどの訳あり品をショーケースに並べています。例えば、この商品は、本来は使わずに捨ててしまうクレープロールの両端の部分。クリームもしっかり詰まってこのボリュームで、なんと216円。

(高山 基彦 キャスター)

「これモンブラン…これもアウトレット?」

(ドルチェガレージ  天野 雅義 代表)

「これも静鉄さんに出荷してる商品なんですけど、うちで検品してはじかれてしまったもの」

これもアウトレット品とのことですが…正規品と並べその違いがわかりますか?こちらのアウトレット品の場合、糸の部分が一部つぶれているため、出荷基準を満たしていないそうです。この商品は正規品の約半額で販売しています。そして、こんな商品も。

(ドルチェガレージ  天野 雅義 代表)

「こちらは試作品でして、静鉄さんに商談に行くけど、1つの商品を決めるのに試作品を大量につくるので、こちらではアウトレットで販売している」

まだ商品として完成していないものまで、ショーケースに並んでいるのです。ちなみに、これは2025年2月に販売を予定している「恵方巻ロール」…だそうですよ。

(高山 基彦 キャスター)

「店にしてみるとフードロス削減にもなるし、私たち消費者はそれをお得に味わえる。互いにウインウインというか、どっちも幸せになれますね」

ちなみに、ドルチェガレージでは、クリスマス向けのスイーツも工場直売ならではの格安価格で用意しているそうです。

みなさんも、お得な商品を見つけに工場直売店に行ってみてはいかがですか?

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