12月28日に開幕する全国高校サッカー選手権。先週、県代表・静岡学園にうれしいニュースが。キャプテンの野田裕人選手がJ1川崎フロンターレへの加入が内定。川崎フロンターレは、大島僚太選手・旗手怜央選手など、静学出身者も多数在籍してきたビッグクラブ。野田選手も先輩たちに続く飛躍を誓いました。
(静岡学園 野田 裕人 キャプテン)
「(川崎は)ショートパスとドリブルで見ている人がワクワクさせるようなサッカーをする。静岡学園もそういうサッカーを目指している。少し似ている部分はある。1日でも早く川崎フロンターレのユニフォームを着てピッチに立ってプレーしたい。日本を代表するような選手になってワールドカップに出場して活躍したい」
前回の全国選手権には、2年生ながら右サイドバックのレギュラーとして、出場した野田選手ですが、2024年は相次ぐけがに悩まされ、選手権県大会もチームは連覇を達成したものの、野田選手の出場はありませんでした。
(静岡学園 野田 裕人 キャプテン)
「本当に申し訳ない気持ちはあったんですけど、ベンチに回っても自分がやるべきことはあった。自分がやるべきことをしっかりやりきろうという思いで臨んだ」
度重なる怪我から復活し、約1か月前から練習に合流した野田選手。12月8日に行われた公式戦、鹿児島・神村学園との試合で…、後半26分から出場して、ついに実戦復帰。キャプテンとして存在感を示すと…。チームも夏のインターハイ準々決勝で敗れた神村学園に試合終盤に追いつく粘りを見せて引き分けました。チーム力の向上に、頼れるキャプテンの復帰。盤石の体制で全国大会に挑む静岡学園。狙うは5年ぶりの全国制覇です。
(静岡学園 野田 裕人 キャプテン)
「去年を経験している分、目の前の1試合に懸けるという思いはより一層持たないといけない。チームとして1戦1戦に目の前の試合だけに集中して、日本一達成に向けて全員でやっていきたい」