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【不安】藤枝の小学校でも猫頭部発見に「心痛む」住民ら見守り児童登校…袋井同例関連含め警察が捜査(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年12月16日 17時9分

先週、静岡・藤枝市の小学校で発見されたのは…。

(芳賀 康俊 記者)

「藤枝市立葉梨小学校です。グラウンド西側の遊具を使おうとした子供が、猫の頭を発見しました」

14日、この小学校の校長から、「猫の頭がグラウンドで見つかった」と警察に通報がありました。警察によりますと、猫の頭部は、13日 午後4時ごろ、小学2年生の男子児童が、グラウンド西側の遊具のそばで発見したということです。猫の頭部は腐敗せず、頭部以外は、いまだ見つかっていませんが、人為的に切断された可能性も高いとみられています。

(藤枝市立葉梨小学校 新宮 広己校長)

「袋井の件等は、もちろん承知していましたが、このあたりで、そういう話はなかったものですから、私も、正直、驚いてはいます」

猫の頭部が発見された現場は、JR藤枝駅から北に約5キロ離れた小学校。県内では、12月4日にも、藤枝市の小学校からは直線で約35キロ離れた袋井市の小学校で、猫の頭部が発見されていました。

袋井市の小学校で発見された猫の頭部は、グラウンドの片隅にあるのを児童が発見し、大きさは8cmほどで腐敗が進んでいたということです。また、この時は、小学校の敷地外から胴体も見つかっていました。

この2つの事案の関連性は明らかではありませんが、相次ぐ発見に、近隣住民からは不安の声も…。

(近隣住民)

「やっぱり、子どもたちもすごい心痛むね。前にもそういう事件あったでしょ。だから近辺にあると心が痛みますね」「また、そういうのが起きなければいいんだけどね」

この事態を受け、16日朝。

(島田 悠以 記者)

「事件現場となった小学校に来ています。朝から警察などが見守る中、児童らが登校してきました」

地域住民らが児童の登校をパトロール。

(見守り活動をする地域住民)

「これから毎朝、学校の関係者、地域の方々、それから我々が認識を新たに強く持って、今後、こんなことがないようにしたいと思います」

学校側や警察も、当分の間、見守りを強化する方針です。

(藤枝市立葉梨小学校 新宮 広己校長)

「子どもたちが不安に感じているのではないかと心配しておりましたが、見た限りでは、いつも通り、あいさつも元気にできていたので、少し安心しました」「こどもの心の方が心配ですので、いつもと変わらず生活できるよう、声掛け、それから、見回りの方は、引き続き続けて参りたいと思っております」

(藤枝警察署 生活安全課 大石 勝宏 課長)

「やはり(袋井と)同様の事案ということですが、関連性は、はっきりしておりませんので、今後とも、しっかりと捜査の方を継続していきたいなと思っています」

警察は、現場の状況から、誰かが猫の首を切断しグラウンドに置いた可能性もあるとみて、動物愛護法違反の疑いを視野に、捜査を進めています。

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