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【鳥精進・酒精進】川津来宮神社 氏子が受け継ぐ神事「止め枡の儀」…6日間にわたり鶏肉や酒を断つ(静岡・河津町)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2024年12月18日 18時4分

静岡・河津町では、地元の神社に伝わる禁酒の風習を守ろうと、17日、氏子たちによる「止め枡の儀」が行われました。

河津町田中にある川津来宮神社には、昔、この地を治めていた「杉桙別命」という神様が、酒を飲んで寝ているときに野火に襲われ、羽に水を浸した無数の鳥たちによって火が消されて、命を救われたという言い伝えがあります。氏子らは、これにちなんで毎年、12月18日から23日までの6日間、鳥肉や卵を口にせず、お酒も飲まない「鳥精進・酒精進」の風習を守り続けています。

17日は、氏子や関係者が集まり、精進前の最後の酒を飲み交わしました。そして、午後8時。役員が「止め枡」と告げると盃の酒を飲み干し一斉に伏せると、本殿では禁酒を誓う神事が行われ盃を神様に納めました。

氏子たちは、23日までの6日間「鳥精進・酒精進」に努めるということです。

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