静岡・沼津市内の飲食店で提供された弁当を食べた男女17人が、下痢やおう吐などの症状を訴え、県は、ノロウイルスによるとみられる食中毒が発生したと公表しました。
県によりますと、1月27日に、東部保健所管内の沼津市内の飲食店が提供した弁当を食べたグ5ループ42人のうち3グループ17人が、翌日の正午ごろから、下痢や嘔吐、腹痛などの症状を呈していることがわかりました。
保健所の調査の結果、患者の共通食が同じ施設で作られたもので、症状が同様で、患者や調理従事者からノロウイルスが検出されたことなどから、提供した飲食店の施設で作られた弁当が原因の食中毒と断定したということです。
症状を訴えた患者は全員快方に向かっているということですが、保健所では、この飲食店の施設に対して、2月3日から当面の間、営業禁止を命じました。静岡県内での食中毒の発生は、2025年になって3件目です。