掛川市で減少する栗の収穫量を改善するため、生産者を育成指導する技術員を養成するための研修会が開催されました。
県内の栗の収穫量は、高齢化による栽培面積の減少や収入性が低いことによる担い手不足などが原因で、2023年は195トンと、全盛期から78%減少し、危機的な状況に陥っています。JAグループなどは、静岡県を再び栗の産地にしていくため、栗の生育や栽培を指導する技術員を養成する研修会を先月JA掛川市で開催しました。講師には、能登半島地震で被災後静岡の栗の発展に貢献しようと県内に移住してきた栗農家の松尾和広さんが務めました。松尾さんは、静岡県の栗生産者の増加につなげたいと話していました。
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