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【注目】「そば」から「ウナギ」まで…おいしさ本格派にして超リーズナブル!人気チェーン店の秘密を調査(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 2025年2月6日 17時45分

最近、街でよく目にするこれらのお店。皆さんも見たことありませんか?自家製麺にこだわったそばの「ゆで太郎」は全国に222店舗。安くておいしいと大人気。

(客)

「リーズナブルな価格で、おいしいおそばが食べられます」

(客)

「週に1回は来ますね」

そして、こちらも全国に急拡大中なのが「鰻の成瀬」。いまや高級グルメのウナギがなんと1000円台から。

(客)

「安いし、おいしいし」

(客)

「だ~い好き」

「エブリーライフ」は…味は本格的で、おいしいのに、価格はとってもリーズナブル。今、大注目の人気チェーン店の秘密を調査します。

まずは、自家製麺のそばがおいしいと話題の「ゆで太郎」へ。

気軽に立ち寄れるそばを中心としたチェーン店ですが、サラリーマンをはじめ学生やファミリー連れなど幅広い層に大人気です。人気メニューの「もりそば」と「かけそば」は、ともに430円と、とってもリーズナブル。しかし、気になるのはそのお味ですが…。

(高山 基彦 キャスター)

「ん~そばの香りがすごくしっかりしていて、鼻に抜ける香りのこの瞬間がたまらないですね」

さらに、日替わりの“得ランチ”は、そばとかつ丼やカレーなどがセットになって、通常より140円も安い750円と、まさにお得。でも、魅力は価格だけではないようです。

(客)

「来るときには週に1回は来ますね」

(客)

「私は、ここの、変に癖のないおそばが大好きです」

(客)

「細切りの、ちょっと辛めのおつゆが私は好みなので、『ゆで太郎』は本当に大好きです」

熱狂的ファンも多い「ゆで太郎」ですが、そこには食べた人をとりこにするあるこだわりが。

(ゆで太郎 マネジャー 森﨑 恵里さん)

「おいしいおそばをできるだけ安く、毎日召し上がっていただきたいという強い思いがあります」

「ゆで太郎」のコンセプトは“日常食の店”。おいしいそばをたくさんの人に毎日食べてもらいたいと、高品質でありながらリーズナブルに提供しているのです。しかし、おいしいそばが、なぜ安くできるのでしょうか。

(ゆで太郎 マネジャー 森﨑 恵里さん)

「工場を作らずに、そこの人件費、輸送コストをカットいたしまして、店舗で一つずつ調理しております」

セントラルキッチンを作らず、野菜のカットも全て店内で行い、味の決め手であるそばの製麺も各店舗で行うことで、コストを削減をしながらクオリティの高い商品が提供できるのです。

(ゆで太郎 マネジャー 森﨑 恵里さん)

「毎日お店で製麺することで、ひき立て、打ち立て、ゆで立ての『3立て』にもこだわってやっております」

そば粉の割合は、立ち食いそばの店で約30%、街のそば店でも50%のところが多いといわれる中、「ゆで太郎」では、何と55%と、そば粉の割合の方が多いため香りがいいそばになるのです。だしは焼津や鹿児島・枕崎の厳選した削り節をブレンド。時間と手間を惜しまず、丹精込めて作られています。

そんなゆで太郎の、今、一番人気のメニューが?

(ゆで太郎 マネジャー 森﨑 恵里さん)

「『AKEかきあげそば』です」

(高山 基彦 キャスター)

「AKEってなんですか?新たなアイドルとかですか?

(ゆで太郎 マネジャー 森﨑 恵里さん)

「アサリ・小柱・エビです」

(高山 基彦 キャスター)

「アサリ・小柱・エビ…AKEですね」

「NAAKEかきあげそば」は2月から販売スタートしたばかりですが、このボリューム感もあって一気に人気ナンバー1に。

(高山 基彦 キャスター)

「おいしい。浸した瞬間に、かき揚げのうま味がジュワっと広がります。そして、そばの香りとともに口の中に入ってきて、最高ですね」

こだわりが詰まった「ゆで太郎」のそば。そのリーズナブル感と合わせて要チェックです。

(高山 基彦 キャスター)

「こちらご覧ください。『鰻の成瀬』、最近よく見ますが、驚きの安さなんです。

「鰻の成瀬」は、2024年、静岡に初上陸し、わずか1年の間に、県内に7店舗と急成長中。今、大注目の店なんです。

(鰻の成瀬 串田 優香さん)

「おかげさまで大変好評で、多くのお客様に喜んでいただいております。『鰻の成瀬』は、「並」「上」「特上」と、3つの種類がありまして、その中でも、ウナギの量が「松」「竹」「梅」と3種類、合計9つから選べます」

ウナギの種類と量の違いで9種類から選べますが、最も安いもので1600円と、ウナギの高騰が続く中で、破格ともいえる価格で食べることができます。今回は、1番人気、ふっくら柔らかでジューシーなニホンウナギを丸々1尾使った、「上うな重」の「松」をいただきます。

(高山 基彦 キャスター)

「いただきます。ん~~~これはおいしい。こんなに身が分厚いのにフワッフワなんですよ。で、旨味がすごい」

「鰻の成瀬」は2022年に1号店が横浜にオープン。それ以降、安くておいしいと、わずか2年半で全国に349店舗まで急拡大したのです。これぞ、まさにウナギ上り~。でも、なぜ、そんなに安くウナギを提供できるのでしょうか?その秘密を探るべく、特別に厨房の中に入らせてもらうと…。

(高山 基彦 キャスター)

「 安さの秘密って何ですか?」

(鰻の成瀬 串田 優香さん)

「それは、こちらです」

(高山 基彦 キャスター)

「え~機械っていうことですか?」

(鰻の成瀬 串田 優香さん)

「はい、こちらの機械なんですけど、蒸しから焼きまでやっております」

(高山 基彦 キャスター)

「職人さんが焼いているわけではなくて、機械にお願いしちゃってるということなんですね」

企業秘密のため、お見せすることはできませんが、手間のかかる蒸しや焼きを、すべて機械がやってくれるのです。ということは…。

(鰻の成瀬 串田 優香さん)

「アルバイトさんでも誰でも、職人みたく簡単に焼くことができます」

これで人件費を大幅に削減でき、さらに蒸し作業は事前に行うため、焼き上げるのは5分程度。つまり提供スピードも早まり、店の回転率もアップするため、トータル的に価格を下げることができるのです。でも、機械に頼って味は大丈夫なのでしょうか?

(高山 基彦 キャスター)

「おいしかったですよ。職人さんが焼いたのと、あまり変わらなくて、柔らかくておいしいなって」

勢いの止まらない「鰻の成瀬」では、冬限定の新メニューが誕生。それはなんと「うなぎ鍋」アゴだしベースの魚介スープに白菜やネギ、高野豆腐などが入り、さらに4分の1サイズのウナギまで入った鍋。この時季にピッタリの逸品です。

(高山 基彦 キャスター)

「野菜のうま味とウナギのうま味がすごく合いますね。『うな重』の時よりも、さらに身のふっくらさ、ふわふわ感が強まりますね。おいしい」

もちろん、締めは雑炊で。安くておいしいウナギ。満喫してみてはいかがですか?

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