2024年1年間の静岡県内での刑法犯の認知件数は、2年連続で前の年より増加したことがわかりました。特に「窃盗犯」が増加したということです。
県警によりますと、2024年1年間の刑法犯の認知件数は1万6339件で、前の年より727件、約4.7%増加しました。認知件数は2001年をピークに減少していましたが、2023年に21年ぶりに増加に転じ、2年連続で前の年より増加しました。
増加した認知件数のうち、6割以上を占めるのが窃盗犯で、なかでも「空き巣」や「忍び込み」などの「侵入窃盗」が399件、自転車や自動車を盗む「窃盗」などが116件、増加しました。
検挙件数は前の年より690件多い8144件で5600人を検挙しました。検挙率は49.8%で前の年より2.1ポイント増加しています。