中国は日本時間2022年11月15日に、中国国営企業「中国航天科技集団(CASC)」が開発した「長征4号C」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた地球観測衛星「遥感34号」は無事に軌道へ投入されたことが、複数の中国メディアにて報じられています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■ミッション情報:CZ4C Y48ロケット:長征4号C(CZ4B Y48)
打ち上げ日時:日本時間2022年11月15日10時38分【成功】
発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
ペイロード:遥感34号03(Yaogan 34-03)
長征ロケットシリーズの打ち上げは、今回で450回目となります。
■ペイロード情報:遥感34号03遥感34号03は、中国の地球観測衛星「遥感」シリーズの34号グループの1機です。
CASCによると遥感34号03は、既に軌道上に配置されている同01・02と衛星コンステレーションを構築し、主に国土調査や都市計画、土地所有権の確認、道路設計、収穫量の推定、災害対策などに用いられるとのことです。
■打ち上げ関連画像・映像🚀Liftoff at ~01:38UTC on NOV.15, Long March 4C successfully launched Yaogan-34-03 from Jiuquan Satellite Launch Center. https://t.co/PGh3YxYhEp pic.twitter.com/L9oy2WJaiI
— China 'N Asia Spaceflight 🚀🛰️🙏 (@CNSpaceflight) November 15, 2022 ■打ち上げ関連リンク 直近のロケット打ち上げ情報リスト 中国、地球観測衛星「遥感36号」を長征2号Dロケットで打ち上げ 中国、「長征」ロケットの打ち上げを半日以内に2度実施
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Image Credit: CASC, Twitter, Weibo CASC - 长四丙火箭成功发射遥感三十四号03星 中国航天报(Weibo)文/sorae編集部 速報班