スペースXは日本時間2023年1月16日に、アメリカ宇宙軍のミッション「USSF-67」の衛星を搭載した「ファルコン・ヘビー」ロケットの打ち上げを実施しました。衛星の軌道投入やサイドブースターの地球帰還を含めて、ミッションに成功したことをアメリカ宇宙軍が報告しています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■打ち上げ情報:ファルコン・ヘビー(USSF-67)ロケット:ファルコン・ヘビー
打ち上げ日時:日本時間2023年1月16日7時56分【成功】
発射場:ケネディ宇宙センター(アメリカ)
ペイロード:CBAS-2, LDPE-3A
USSF-67は、アメリカ宇宙軍(USSF:United States Space Force)がナンバリングしたミッション名です。今回のミッションでは、既存の軍事衛星と地上の通信を中継するデータ中継衛星「CBAS-2 ( Continuous Broadcast Augmenting SATCOM )」と、宇宙システムコマンド(SSC:Space Systems Command)の複数のプロトタイプ衛星を載せたESPA(※)「LDPE-3A(Long Duration Propulsive EELV Secondary Payload Adapter (ESPA) )」が搭載されていました。
※ESPA…EELV Secondary Payload Adapterの略で、相乗りした小型ペイロードの軌道投入に使われます。
■打ち上げ関連画像・映像Falcon Heavy launches USSF-67 to orbit pic.twitter.com/htJfgM0tdE
— SpaceX (@SpaceX) January 16, 2023
Source
Image Credit: SpaceX, Northrop Grumman SpaceX - USSF-67 MISSION文/sorae編集部 速報班