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ロケットラボ、韓国の地球観測衛星とNASAのソーラーセイル技術実証機を打ち上げ成功

sorae.jp 2024年4月25日 17時5分

ロケットラボは日本時間2024年4月24日に「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は予定通りの軌道へ投入されたことが、同社のSNSアカウントにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:エレクトロン(Beginning Of The Swarm)

ロケット:エレクトロン
打ち上げ日時:日本時間2024年4月24日7時32分【成功】
発射場:ロケットラボ Launch Complex 1B、オネヌイ射場(ニュージーランド)
ペイロード:NEONSAT-1、ACS3

NEONSAT-1は、高解像度の光学センサーを搭載した韓国科学技術院(KAIST)の地球観測衛星です。取得したデータはAIと組み合わせて朝鮮半島の自然災害などの監視に利用されます。KAISTは合計11機のNEONSATによる衛星コンステレーションの構築を計画しており、残る10機は2026年と2027年に打ち上げられる予定です。

ACS3(Advanced Composite Solar Sail System)は、ソーラーセイル用の素材や展開構造を試験するアメリカ航空宇宙局(NASA)の技術実証衛星です。NASAによると、試験で得られたデータは今後計画されている早期警戒衛星や、小惑星探査機などに用いられる大規模ソーラーセイルの設計に役立てられます。

【▲ 左側はNEONSAT-1、右上はACS3、右下はACS3に搭載されたセイル(帆)を広げた様子(Credit: ロケットラボ プレスキット)】 ■打ち上げ関連画像・映像 

https://twitter.com/RocketLab/status/1782927083179807013

■打ち上げ関連リンク 直近のロケット打ち上げ情報リスト

 

Source

Image Credit: ロケットラボ ロケットラボ – Virginia is for Launch Lovers プレスキット

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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