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冬の大地に囲まれたアルゼンチンの湖 ISSからNASA宇宙飛行士が撮影

sorae.jp 2024年7月23日 11時35分

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影された美しい地球の画像を随時公開しています。そのなかからsorae編集部が選んだ画像をご紹介します。

ISSから撮影されたアルゼンチンのビエドマ湖とアルヘンティーノ湖 【▲ 国際宇宙ステーション(ISS)から撮影されたアルゼンチンのビエドマ湖(左)とアルヘンティーノ湖(右)。日本時間2024年7月4日撮影(Credit: NASA)】

こちらは日本時間2024年7月4日に撮影された、アルゼンチンのビエドマ湖(左)とアルヘンティーノ湖(右)です。撮影当時のアルゼンチンの時刻は7月3日の15時3分で、ISSはチリ沖の太平洋上空(南緯47.8度・西経79.6度・高度428km)を飛行していました。撮影したのはNASAのBarry Wilmore(バリー・ウィルモア)宇宙飛行士です。

北側に位置するビエドマ湖の水源は主に西端のビエドマ氷河で、湖水は東端から流れ出るラ・レオナ川を経て南側のアルヘンティーノ湖へと流れ込みます。ユネスコの世界遺産に登録されているロス・グラシアレス国立公園にあるアルヘンティーノ湖にはビエドマ湖だけでなく周辺の氷河からも融解水が流れ込んでおり、湖の東端から流れ出た湖水はサンタ・クルス川を経て最終的に大西洋に到達します。NASAによると、湖の周辺は1年のうち約6か月間にわたって雪に覆われるということです。

 

Source

NASA – Gateway to Astronaut Photography of Earth NASA JSC – Patagonian Lakes Viedma and Argentino (Flickr) UNESCO World Heritage Centre – Los Glaciares National Park Wikipedia – Viedma Lake Wikipedia – Argentino Lake

文・編集/sorae編集部

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