Infoseek 楽天

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 “きりん座”の渦巻銀河「UGC 3478」

sorae.jp 2024年8月29日 21時15分

こちらは「きりん座(麒麟座)」の方向約1億2800万光年先の渦巻銀河「UGC 3478」です。明るい中心部分を取り巻く2本の渦巻腕(渦状腕)の片方は、まるでほどけていくかのようにより遠くまで伸びています。

【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の掃天観測用高性能カメラ(ACS)で撮影された渦巻銀河「UGC 3478」(Credit: ESA/Hubble & NASA, M. Koss, A. Barth)】

この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」の「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」で取得したデータをもとに作成されました。欧州宇宙機関(ESA)によると、ハッブル宇宙望遠鏡によるUGC 3478の観測は、X線観測で見つかった近傍銀河の活動銀河核(※銀河中心部で強い電磁波が放射されている狭い領域、Active Galactic Nucleus: AGN)を対象とした調査の一環として実施されました。

冒頭の画像は“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”としてESAから2024年8月26日付で公開されています。

 

Source

ESA/Hubble - Hiding a bright secret

文・編集/sorae編集部

この記事の関連ニュース