三菱重工業株式会社は2024年9月26日、「H-IIA」ロケット49号機の打ち上げを行いました。搭載されていた情報収集衛星「レーダ8号機」のロケットからの分離が確認されたことを三菱重工業がSNSで報告しています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■打ち上げ情報:H-IIA 202(IGS Radar 8)ロケット:H-IIA 49号機
打ち上げ日時:日本時間2024年9月26日14時24分【成功】
発射場:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場(日本)
ペイロード:情報収集衛星レーダ8号機
レーダ8号機は内閣衛星情報センターが運用する情報収集衛星です。情報収集衛星には光学センサーで地上を撮影する「光学衛星」とレーダーで地表を走査する「レーダ衛星」の2種類があり、合わせて地上を最低でも1日1回撮影できるように運用されています。直近では2024年1月12日に「光学8号機」がH-IIAロケット48号機で打ち上げられました。
なお、日本の基幹ロケットとしての役割は「H3」ロケットに引き継がれるため、H-IIAロケットは50号機の打ち上げを最後に退役することになります。
■打ち上げ関連画像・映像三菱重工は、「情報収集衛星レーダ8号機」を搭載したH-IIAロケット49号機を、2024年9月26日午後2時24分20秒(日本標準時)に 種子島宇宙センターから打上げました。 #H2AF49
— MHI Launch Services (@MHI_LS) September 26, 2024
「情報収集衛星レーダ8号機」の分離が確認されました。The separation of satellite has been confirmed. #H2AF49
— MHI Launch Services (@MHI_LS) September 26, 2024
■打ち上げ関連リンク 直近のロケット打ち上げ情報リスト H-IIAロケット48号機打ち上げ成功 情報収集衛星「光学8号機」を搭載(2024年1月12日)
Source
MHI Launch Services (X) NVS - H-IIAロケット49号機 情報収集衛星レーダー8号機 再打上げ H-2A Rocket F49 IGS-Radar 8 Re-Launch Live Streaming (YouTube)文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部