スペースXは日本時間2024年11月18日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 9-12) ロケット:ファルコン9 ブロック5 打ち上げ日時:日本時間 2024年11月18日14時53分【成功】 発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ) ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)20機 ※うち13機はDirect to Cell機能を搭載今回打ち上げられたファルコン9の第1段ブースターは、20回目の使用となります。これまで、スターリンク衛星の打ち上げミッションに12回、さらにTransporter-8、Transporter-9、NROL-85、NROL-87、SWOT、SARah-1、NROL-146の打ち上げミッションにも使用されました。
Deployment of 20 @Starlink satellites confirmed
— SpaceX (@SpaceX) November 18, 2024スターリンク(Starlink)、Direct to Cellとは
スターリンクとは、地球低軌道へ投入された「スターリンク衛星」による衛星コンステレーション(多数の衛星で構築されたネットワーク)によって実現した高速・低遅延の衛星インターネット接続サービスです。スペースXは将来的に衛星の数を最大4万2000機まで増やすことを計画しています。
Direct to Cellとは、地上からスターリンクの回線と直接通信可能なサービスで、特定の携帯電話キャリアとの契約が必要ではあるものの、特別なハードウェア、ソフトウェア、アプリは不要とされています。
Starlink 公式サイト(外部リンク) スターリンク(Starlink)とは? 天体観測に対して悪影響はあるの? 関連リンク 直近のロケット打ち上げ情報
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Image Credit: SpaceX SpaceX - STARLINK MISSION文/sorae編集部 速報班