宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年12月11日付で、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」6号機(QZS-6)を搭載する「H3」ロケット5号機の打ち上げ予定日を発表しました。
JAXAによると、H3ロケット5号機の打ち上げ予定日は日本時間2025年2月1日、打ち上げ予定時間帯は17時30分~19時30分で、予備期間は2025年2月2日~3月31日です。【最終更新:2024年12月11日15時台】
みちびき6号機とは「みちびき」はアメリカの「GPS」との互換性を確保した日本の衛星測位システムです。現在の「みちびき」は4機体制で運用されていますが、内閣府は測位精度のさらなる向上と、他国の衛星測位システムに依存せず「みちびき」だけで持続的な測位を実現するべく、2026年度から7機体制で運用することを目指しています。
「みちびき」6号機は7機体制に向けて新たに打ち上げられる3機の測位衛星の1つで、静止軌道に投入されます。「みちびき」について詳しくは以下の関連記事をご覧下さい。
三菱電機が準天頂衛星システム「みちびき」6号機を公開 2024年度中に打ち上げ予定(2024年11月28日)
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JAXA - H3ロケット5号機による「みちびき6号機」(準天頂衛星)の打上げ文・編集/sorae編集部