スペースXは日本時間2025年1月11日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 12-12) ロケット:ファルコン9 ブロック5 打ち上げ日時:日本時間 2025年1月11日4時11分【成功】 発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ) ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)21機 ※うち13機はDirect to Cell機能を搭載今回打ち上げられたファルコン9の第1段は、25回目の飛行となります。これまで、スターリンクミッションに13回と、CRS-22、CRS-25、Crew-3、Crew-4、TelkomSat-113BT、Turksat-5B、Koreasat-6A、Eutelsat HOTBIRD-F2、Galileo L13、mPOWER-A、PSN MFSの打ち上げミッションに使用されました。
Deployment of 21 @Starlink satellites confirmed
— SpaceX (@SpaceX) January 10, 2025 スターリンク(Starlink)、Direct to Cellとはスターリンクとは、地球低軌道へ投入された「スターリンク衛星」による衛星コンステレーション(多数の衛星で構築されたネットワーク)によって実現した高速・低遅延の衛星インターネット接続サービスです。スペースXは将来的に衛星の数を最大4万2000機まで増やすことを計画しています。
Direct to Cellとは、地上からスターリンクの回線と直接通信可能なサービスで、特定の携帯電話キャリアとの契約が必要ではあるものの、特別なハードウェア、ソフトウェア、アプリは不要とされています。
Starlink 公式サイト(外部リンク) スターリンク(Starlink)とは? 4万機以上の衛星計画や天体観測への影響を解説 関連リンク 直近のロケット打ち上げ情報
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Image Credit: SpaceX SpaceX - STARLINK MISSION文/sorae編集部 速報班