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国交省、ギャラクシーノート7の航空機内での電源OFF指示 爆発事故相次ぐ

sorae.jp 2016年9月12日 13時0分


 
とうとうアメリカやオーストラリアに続き、日本でも警告が発せられました。国土交通省は9日、サムスン製スマートフォン「ギャラクシーノート7」の機内への持ち込みについて、「機内では電源をオフ/充電を行わない、受託手荷物として預け入れない」などの注意喚起を発表しました。
 
この問題は、今年8月に発表されたギャラクシーノート7に数多くの爆発や発火の報告が寄せられたことから始まります。サムスンはこれを受け、ギャラクシーノート7のリコールを発表。しかし事態の重大さから、各国の航空局によって同スマートフォンの機内での利用を禁止する声明が発表されていました。
 
爆発や発火の原因はギャラクシーノート7のリチウムイオン電池にあるとされており、またリチウムイオン電池は特に充電時に発熱することから、今回の方針が決定されました。また「受託手荷物として預け入れない」という項目は、貨物室での火災を防ぐ目的があるようです。
 
同スマートフォンはまだ国内では発売されていませんが、近い時期の日本への導入がうわさされていました。しかし製品に非常に高い品質が求められる日本市場にて、このような重大なトラブルを起こした機種がスムースに導入されるかどうかは不透明です。
 
ギャラクシーノート7は海外や個人輸入などで購入することもできますが、もし端末をお持ちの方はぜひ取り扱いに気をつけ、早急にリコールのプログラムなど受けて下さい。
 
Image Credit: Android Authority
■サムスン電子社製ギャラクシーノート7の航空機への持ち込みについて
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000097.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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