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いざ宇宙ステーションへ! 米露飛行士がソユーズロケットで打上げ成功

sorae.jp 2016年10月21日 10時0分


 
たゆまぬ宇宙開発に向け、3人の宇宙飛行士の旅立ちです。10月19日の8時5分(グリニッジ標準時)、ロシアのソユーズロケットによってバイコヌール宇宙基地から一人のアメリカ人宇宙飛行士と二人のロシア人宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)へと打上げられました。
 
宇宙飛行士の一人はNASAのShane Kimbrough氏。彼は第49次長期滞在クルーのフライトエンジニアと、第50次長期滞在クルーの船長を努めます。またロシアからの宇宙飛行士はソユーズ宇宙船で船長を務めるSergey Ryzhikov氏と、Andrey Borisenko氏です。初飛行となるロシアのRyzhikov氏を除き、両名とも2回の宇宙ミッション経験があります。
 

 
19日に打上げられたソユーズ宇宙船は2日後にISSへとドッキングします。またその途中で、宇宙飛行士は宇宙服からもっと快適な服装に着替えるそうです。そして35回地球を周回した後に10月21日の9時59分にISSへと到着し、12時35分にハッチが開けられてクルーが移動する予定です。
 
現在ISSにはNASAのKate Rubins氏、ロシアのAnatoly Ivanishin氏、そして日本の大西卓哉宇宙飛行士が滞在しています。今回のソユーズの打上げが技術的な問題により遅れていたことにより、大西さんを含めた3人の地球帰還も若干遅れる予定です。また、大西宇宙飛行士はISSにて補給船「シグナス」のドッキング作業を担当する予定です。
 
つい先日は中国の宇宙実験室「天宮二号」に二名の中国人宇宙飛行士が到着しましたが、ISSも含めてもっと軌道上が宇宙開発で賑やかになることを期待したいものです。
 
Image Credit: Space.com
■Liftoff! Soyuz Rocket Launches US-Russian Space Station Crew Into Orbit
http://www.space.com/34433-soyuz-rocket-launches-us-russian-space-crew.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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