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大リーガーを怪我で「降板」させたドローンが公開 再登板でも出血止まらず

sorae.jp 2016年10月21日 16時11分


 
思わぬ事故でしょうか…しかし、ドローンの安全性の向上にもっと真剣に取り組む必要があります。米大リーグのクリーブランド・インディアンスに所属するトレバー・アンドルー・バウアー投手がドローンによる怪我のため、予定されていたアメリカンリーグ・チャンピオンシップへの登板を見送りました。そして17日の再登板ではイニング中に血が止まらなくなり、1回のマウンド途中で「降板」するというアクシデントが発生してしまったのです。
 
バウアー投手はカレッジで機械工学を学んでいたこともあり、ドローン飛行にハマっていました。そして13日にドローンにバッテリーを挿入した際、なぜかドローンのプロペラが全開で回りだしたのです。運悪くプロペラのそばにあった彼の小指は10針も縫う怪我を負うことになりました。
 
登板前に会見を開いたバウワー投手は終始明るい様子で状況を説明したものの、事故当時の様子については「こんなことが起きたのは初めてだよ。どうしてこんな事故が起きたのかわからない」と、若干困惑している様子でした。また17日のイニング途中に血が止まらなくなったことからも、その怪我は彼が思っていたよりも深刻なようです。
 
ドローン製品は中国で生産されている製品も非常に多く、その品質もピンからキリまであります。もちろん中国製品が悪いというわけではなく、民生用ドローン最大手のDJIも中国深センに本社を構えており、その品質は素晴らしいものです。ただしドローンはスマートフォンや車のおもちゃとは違い「回転するブレード」という凶器になりうるパーツがあるので、より高度な安全基準が求められることでしょう。
 
Image Credit: The Columbus Dispatch
■Baseball | Indians notebook: Bauer hopes drone can answer hovering questions
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