今月は流星群が目白押しです! まず今週の11月6日、おうし座南流星群が見頃を迎えます。観測するには東の空を眺めると、一時間に数個ほどの流星がみられそうです。
おうし座は黄道十二星座の1つで、最も明るいα星のアルデバランやプレアデス星団など有名な天体を含んでいます。また、星座の起源は繁栄と富の象徴としての牛を意味しているそうです。さらにプレアデス星団は日本では富士重工業でおなじみの「すばる」とも呼ばれており、肉眼でも観察することが可能です。今回の流星群と一緒に観察にチャレンジするのも面白そうです。
そしておうし座の流星群には今回のおうし座南流星群とおうし座北流星群があり、それぞれの出現期間は若干ずれています。母天体はエンケ彗星となっており、1時間あたりの最大の出現数を指す天頂出現数(ZHR)は5、明るい彗星の割合を示す光度比は2.3、対地速度は27km/sとされています。
さて11月6日の星空指数をtenki.jpで確認すると、東日本から北では星空が広がり観測ができそうです。ただし名古屋以西は曇りがちとなり、観測は少し難しいかもしれません。さらにWeather NewsではYouTubeなどで11月6日の23時〜25時におうし座南流星群を生中継します。もしお住いの地域で星空が見えない場合は、こちらで流星群を楽しむのもよさそうですよ!
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Image Credit: amsmeteors.org
■Meteor shower looks to keep Halloween magic alive overhead
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■流星電波観測国際プロジェクト
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