民生用ドローンが進化するように、プロフェッショナル向けドローンも進化します。ドローン最大手のDJIは、新たに空撮カメラマンや業務用ユーザー向けのドローン「Matrice 600 Pro」を発表しました。
以前にもプロ向けドローン「Matrice 600」を発表していた同社ですが、Matrice 600 Proではさらに飛行性能と積載量が向上。前モデルと同じくフライトコントローラーの「A3 Pro」を採用し、三重に冗長化されたモジュールと診断アルゴリズムによって正確な飛行制御を強化してます。また新たに防振ボールを追加したことで、揺れの吸収やノイズの低減が実現されています。
具体的な飛行性能としては、D-RTK GNSSとの互換性によりセンチメートル単位での精度を達成。また推進システムは防塵仕様となっています。そして、Zenmuseカメラとジンバル、Ronin-MX、DJI Focus、さらにはマイクロフォーサーズシステムからRED EPICまで搭載することが可能です。アームやアンテナはあらかじめ取り付けられており、折りたたむとMatrice 600より小型に。そして6つのインテリジェントバッテリーを同時に充電できる充電ハブも同梱されています。
Matrice 600 Proの価格は59万3800円(税込)。最高の映像を撮影したい映像制作者さんや、リアルタイムに高画質な映像を配信する報道局向けに、Matrice 600 Proは力強いパートナーとなりそうです。
Image Credit: PR Times
■DJI、性能を向上させた大型ドローン、Matrice 600 Proを発表
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