アポロ11号が1969年7月に人類初となる月面着陸をはたしてから、今年で47年。そして着陸50周年となる数年後を目指して、米下院にて「アポロ11号の月面着陸50周年記念コイン」を製造する法案が通過しました。今後米上院にて法案が通過し大統領がサインをすれば、実際にこのコインが鋳造されることになります。
法案によれば、この月面着陸50周年コインは「MLB栄誉殿堂の75周年記念コイン(下画像参照)」のように凹凸のあるカーブ形状になる予定です。この形状は見た目が面白いだけなく、宇宙飛行士のヘルメットのバイザーに形状が似ているんだとか…。さらに上画像のように、ヘルメットのバイザーに映り込む着陸船やアメリカ国旗を凸面のデザインに落とし込むそうなので、なかなかカッコよさそうです。
一方、コインの凹面のデザインについてはとくに決定されていません。法案によれば、アメリカの月面着陸を象徴するようなアイディアを募集する計画もあるそうです。そして製造が決定された後には、5万枚の5ドルゴールドコイン、40万枚の1ドルシルバーコイン、75万枚の0.5ドルコインが登場し、さらに10万枚の約3インチサイズの1ドル純銀コインも予定されています。
これらのコインは製造代金やサーチャージ(5ドルコインなら35ドル)を追加されたのちに販売される計画です。またサーチャージ分はアメリカの宇宙関連団体へと寄付されます。このコインが実査に製造されるのかは不明ですが、値段次第では個人的にも1枚くらい欲しいものです。
Image Credit: NASA, JustLuxe
■House passes bill to create special curved coins for Apollo 11 Moon landing anniversary
http://www.theverge.com/2016/12/5/13848720/apollo-11-50th-anniversary-coins-approved-house-of-representatives?utm_source=rss&utm_medium=rss