これで、さらにドローン関連の研究が進むことが期待されます。マイクロソフトは2月15日、ロボットメーカーが仮想空間でロボットをトレーニングし、データを集めるためのプラットフォームを公開しました。こちらはドローンを含むロボット開発への応用が期待されそうです。
この「Aerial Informatics and Robotics platform」と呼ばれるシステムでは、実際のロボットを利用しなくても仮想空間で実際の動作をテストできます。これによりロボット開発コストを抑えることが可能です。
また仮想空間は木の生い茂る広場や郊外の住宅街など実際の運用を想定したシチュエーションが用意されており、とくに障害物との接触が問題となるドローン開発に役立ちそうです。また操作者はドローンからの視点だけでなく、深度センサーや分割ビューなどが参照できます。
さらにシステムは「Robotic Operating System」などの、ロボティックプラットフォームとも連携可能。産業用での応用も期待されそうです。
Image Credit: マイクロソフト
■Microsoft simulator readies drones for the real thing
http://newatlas.com/microsoft-drone-simulator/47952/?utm_source=rss&utm_medium=rss
■Aerial Informatics and Robotics Platform
https://www.microsoft.com/en-us/research/project/aerial-informatics-robotics-platform/?ranMID=24542&ranEAID=TnL5HPStwNw&ranSiteID=TnL5HPStwNw-g_e9mpREW6bvdIYxU7d2ZQ&ranMID=24542&ranEAID=TnL5HPStwNw&ranSiteID=TnL5HPStwNw-MYNQi1cJyvzj6Wbu7KWpAQ&tduid=(8419ef8f19a41cc1d3ebc13fe3a975d0)(256380)(2459594)(TnL5HPStwNw-MYNQi1cJyvzj6Wbu7KWpAQ)()&utm_source=rss&utm_medium=rss