国立天文台は、4月10日から11日にかけて月が木星のそばを通過することを告知しています。上の画像は4月8日から13日の21時頃にかけての、月と木星の位置の移り変わり。本日から明日が観測に適してることがわかりますね。また、月が木星に最も近づくのは11日の朝になります。
木星は4月8日に衝(しょう)を迎えています。これは天体が地球から見て太陽と反対側に位置している状態で、観測にも最適な時期。この時期の木星は日の入り頃に東の空から上り、真夜中頃に南中、そして日の出頃に西の空に沈みます。
また木星のそばではおとめ座α星の「スピカ」も観測できます。星空指数によると今日明日の夜空は全国的に曇りがちなようですが、はたして美しい月と木星を観察することができるのでしょうか?
Image Credit: 国立天文台
■月が木星に接近(2017年4月)
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