この美しい画像は、太陽系第7惑星の「天王星」のボイジャー2号とハッブル宇宙望遠鏡の2回の観測結果を合成したもの。ハッブル宇宙望遠鏡の観測では片方で天王星の環を、もう片方で天王星のオーロラを捉えることに成功しています。
このようなオーロラは地球でもおなじみなだけでなく、木星や土星のオーロラも有名です。しかし天王星のものは、あまり研究が進められてきませんでした。しかし2011年のハッブル宇宙望遠鏡による観測を皮切りに、徐々にその姿が明らかになっていったのです。
さらにパリ天文台による2012年と2014年の観測では、オーロラが天王星の自転とともに移動していること、またボイジャー2号の観測以来わからなくなっていた磁極も観測することに成功しています。
Image Credit: NASA
■Hubble Spots Auroras on Uranus
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■Auroras on Uranus Dazzle in New Hubble Telescope Views
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